ペタンクのルール

ゲームの構成とルール

概要

必需品

砂利の上に置かれたビュットとブールの写真 ビュットとブール
  • 2チームで対戦。各チームは1人、2人(ダブレット)、または3人(トリプレット)
  • 各選手は通常3個のブールを持ち、トリプレットの場合は2個
  • 目標球となる小さな木の球。フランス語でcochonnet(コションネ)またはbut(ビュット)と呼ばれます
  • 平らで開けたプレーエリア — できれば粗い砂利を敷いた硬めの地面が理想的

ラウンドの開始

  • 抽選(例:コイントス)で、先に投げるチームを決める
  • 先攻チームの選手が地面にを描き、投げる位置を示す
  • 円を描いた選手がその円の中に立ち、ビュットを投げる
  • 続けて先攻チームの選手が最初のブールを、できるだけビュットに近づけて投げる

原則

  • ビュットに最も近いブールを持つ側がポイントを保持する
  • ポイントを持たないチームがブールを投げ、より近い位置を狙う
  • ラウンドは、どちらかのチームがブールを投げきるまで続く
  • 残ったチームが残りのブールをすべて投げ、ラウンドを終了させる

得点方法

  • ラウンド終了時、最もビュットに近いブールを持つチームがそのラウンドに勝利する
  • 勝利チームは、相手チームの最も近いブールより近い自分のブール1つにつき1点を獲得する
  • 敗れたチームの得点はゼロ

次のラウンド

  • ペタンクの試合は、複数のラウンドを重ねて行われる
  • 前ラウンドの勝者チームの選手が、直前のビュットの位置を中心に新しい円を描き、ビュットを投げて次のラウンドを開始する
  • 先に13点に到達したチームが試合の勝者となる

詳細ルール

長年にわたり、ペタンクのルールについては一定のコンセンサスが形成されてきました。以下はFIPJP公式ルールに基づいた内容です。

ペタンクセットと公式規格

ペタンクのブールは中空の金属製で、直径7.05cmから8cm、重さは650g以上800g以下と定められています。

ビュットは木製、またはFIPJP承認の合成樹脂製で、直径30mm、重さ10〜18gです。ブールとは異なり、ビュットは磁石で持ち上げられないことが条件とされています。

コート

ペタンクはどんな地面でもプレーできますが、通常は杭とロープで区切られた標準コートで行われます。コートは長さ12m、幅3m以上が望ましいとされています。

コートの外に出たブールやビュットはアウト・オブ・バウンズ(デッド)とみなされます。

チーム構成

ペタンクは2チームで対戦し、トリプレット、ダブレット、テート・ア・テートのいずれかの形式で行われます。

  • トリプレット 3人対3人 | 各選手 2球
  • ダブレット 2人対2人 | 各選手 3球
  • テート・ア・テート 1人対1人 | 各選手 3球

複数ラウンド

試合は複数のラウンドで構成され、各ラウンドの勝者が得点を重ねます。先に合計13点に到達したチームが試合の勝者です。

最初のラウンド

コイントスなどで、どちらのチームが先にビュットを投げるかを決めます。勝ったチームの選手がスタート地点を選び、地面に円を描いて投擲ゾーンを示します。

投擲ゾーン

既製の円から投げるペタンクプレーヤーの写真 地面に描く円は、直径35cm〜50cmでなければなりません。既製の円を使う場合は硬い材質(変形しないもの)で、内径50cmであることが必要です。円は障害物から1m以上離してください。

投げる際は、選手の両足が完全に円の中に入っていなければなりません。ブールを投げ終えるまで、足を円の外に出したり地面から離したりすることはできません。

ビュットの投げ方

コイントスに勝ったチームは、ビュットを投げる機会を1回得ます。ビュットが有効な位置に投げられなかった場合は相手チームに権利が移り、相手チームが有効な位置にビュットを置きます。

ビュットが有効な位置にあるとは、次の条件をすべて満たすことをいいます:

  • 円の内側の縁から6〜10mの距離にある
  • 障害物から50cm以上離れている
  • 円の中に立った状態で、ビュットが見える位置にある

ブールの投擲

ビュットが有効な位置に置かれたら、コイントスに勝ったチームの選手が最初のブールを、できるだけビュットに近づけて投げます。投げ方に制限はなく、転がして近づけることも認められています。

最初のブールがアウト・オブ・バウンズになった場合は、相手チームに最初のブールを投げる機会が与えられます。これをコート内にブールが収まるまで繰り返します。コート内に収まった最初のブールは、自動的に最もビュットに近いブールとなります。

以降は、最もビュットに近いブールを持つ側がポイントを保持します。ポイントを持たないチームがブールを投げてより近づけようとし、それに応じて相手チームが投げ返す、という順序でラウンドが進みます。

一方のチームがすべてのブールを投げ終えたら、相手チームが残りのブールを投げきってラウンドを終了させます。ラウンド終了時に最もビュットに近いブールを持つチームが、そのラウンドに勝利します。

得点の測定

ラウンド終了後にポイントを計測している選手の写真 ラウンドの勝者は、相手チームの最も近いブールよりビュットに近い自分のブール1つにつき1点を獲得します。ブールとビュットの距離は、専用の測定器具で正確に測ります。

得点の測定は、そのラウンドで最後にブールを投げたチームが行います。相手チームには、測定結果を再確認する権利があります。

次のラウンド

試合は、いずれかのチームが先に合計13点に到達するまで続きます。

2ラウンド目以降は、前のラウンドでビュットが止まった位置を中心に新しいを描き、そのラウンドを開始します。ビュットと最初のブールは、前のラウンドでポイントを獲得したチームが投げます(最初のラウンドでコイントスに勝った場合と同じ扱いです)。

例外的な状況

デッドビュット

ビュットがコートの外に出たり、円の中から見えなくなったりした場合は、デッドとみなされます。ただし、ビュットがブールの陰に隠れて見えづらいだけの場合は、有効と判断されることもあります。デッドビュットが発生すると、そのラウンドは終了します。

ビュットがデッドになった時点で、一方のチームだけがまだブールを持っている場合、そのチームは残っているブールの数だけポイントを獲得します。それ以外の場合、そのラウンドは無効となり、最初からやり直します。

どちらのチームもポイントを持っていない場合

コート上にブールが1つも残っていない場合、または最も近い2つのブールが異なるチームのもので、ビュットからの距離が同じ場合に、この状況が発生します。

両チームにまだブールが残っている場合は、直前に投げたチームの次のチームから順に交互に投げ、どちらかがポイントを獲得するまで続けます。

一方のチームしかブールを持っていない場合は、そのままプレーを続けます。両チームともブールがなく、ポイントを持つ側もいない場合は、そのラウンドは無効となり、最初からやり直します。

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